3月15日俳優

受講者レポート

◾️2026年3月15日俳優クラス⑳
グループ発表会
講 師:三谷一夫

アジアシネマアカデミー俳優クラス、最後はグループでの芝居を行った。課題脚本は『ハッシュ!』と『フラガール』を用いた。

2つとも2シーンずつ5グループに分かれ、事前にグループでの話し合う時間が設けられ芝居へと移った。『ハッシュ!』では直也、勝裕、朝子、3人の関係性を勝裕や直也の家族に打ち明けるシーンと、エミが勝裕を引き止めるシーン。『フラガール』は小百合の父が亡くなってでも小百合が踊ると決意するシーンと、フラガールたちが親の死に目よりも「踊る」と言ったことを「踊れ」と言ったのは自分だ、とまどかが庇うシーン。最後なので、芝居を止めたりはせずにシーンに取り組んだ。

芝居が初めての企画プロデュースの受講生も参加しての芝居で、セリフの量もシーンの長さも長く、芝居が止まってしまうかと思われたが、どのグループも止まることはなかった。 「気分を大切にする」「距離感」「相手を見て聞く」など、これまでのワークショップで得たことを受講者1人1人が大切にしていたように思う。

芝居が終わった後は、『ハッシュ!』『フラガール』の1作品3人ずつ、芝居が良かった人を全員で選びそれぞれの作品で3位までが発表された。選ばれた人には映画のDVDが贈呈された。今回の芝居で選ばれた人も選ばれなかった人も、芝居が始まった去年の11月に比べると別人のような変化が見られた。

最後には円になり1人1人アジアシネマアカデミーで感じたことを言葉にしていった。「芝居をしたことがなかったから非日常を考えることの楽しさを実感できたし、最初はみんなと話せなかったけどだんだんみんなと仲良くなれたので、アカデミーが終わっても脚本を読むことをまた集まって繋がりを持ち続けたい」「感情を出すことをしてこなかったけど、芝居をすることで感情を取り戻した気分になった」など、アカデミーで芝居を学んだだけではなく、それぞれ自身の中身までも成長を感じられた半年間になった。

三谷さんからは「課題を出しすぎたかと思ったけれど、止まることなくできてすごい。毎回の日誌も楽しみにしていた。芝居や将来に行き詰まった時は、大勢に喜んで欲しいと思うのではなく、自分のためにはもちろん、自分の近くにいる人に喜んでもらいたいと思い続けること。そして上手い俳優ではなく、強い俳優になっていってほしい」とコメントがあった。 主催の普照さんからは「みんなが活躍できるような仕事を作っていきたい」とコメントがあった。せっかくこのような機会で同じ夢を持った人たちと出会えたことが無かったことにならないように、これからも繋がりあい、それぞれの夢に向かって進んでいきたい。