2月8日俳優

受講者レポート

◾️2026年2月8日俳優クラス⑭
映画監督実習⑧
俳優も脚本を書いてみよう
講 師:三谷一夫
ゲスト:安田真奈(映画監督・脚本家)

今回は「俳優も実際に脚本を書いてみよう」ということをテーマに安田監督に「脚本の基本的な構造や書き方について詳しく講義いただきました。
俳優も脚本を書いてみることで、脚本のとらえ方が大きく変わるんですね。

課題脚本は監督の作品である『あした、授業参観いくから。』とオリジナルの脚本を用いた。『あした、授業参観いくから。』は、23分の短編映画で、全く同じ会話が五人の生徒の家庭で繰り返されるというもの。この作品を授業の中で受講者全員で観る時間が設けられた。同じストーリーでも、ト書や家庭環境、人の関係性が変わればセリフの言い方や行動も変わってくるという話を経て、事前に配られていた脚本に移った。

監督が2人のペアを振り分け、受講者たちはどんな人物か、その人物たちの関係性や設定を考えていった。「日曜日遊びに行かない?」と誘う。しかしその反応は良くない。と話が進んでいく。なぜ反応が良くないのかやなぜ遊びに誘ったのかは同じセリフでも、恋人同士なのか友達なのかによって言葉の重みや、距離感でいくつものパターンが生まれることを実感した。

その後は自己紹介の時間があった。自分のキャッチコピーを話し、最近の印象に残ったことを話す、という最初は難しく感じたが、昨日のオーディションのように堅い雰囲気はなく、受講者それぞれが自身の特徴をよく捉えられており、生き生きとした時間が広がっていた。

「役者の演技力や、撮影、美術、照明、音楽など、みんなの力でシンプルな脚本が豊かなシーンになっていく。脚本に興味を持って、完成された映像と見比べてたりしてほしい。役者も脚本を書いてみると、監督や脚本家の想いがより理解しやすくなる」とコメントがあった。

これまでたくさんの脚本を読解してきたが、読むだけではなく役者も脚本を書いてみることで、芝居の質も変わるのだということも実感した。